アクレダ銀行

COLUMN

カンボジアの「アクレダ銀行」とは?郵送、現地にて口座開設の手順を教えます!

円安、インフレなどの理由から「ドル資産」を検討されている方も多いのではないでしょうか。

カンボジアの銀行はドルでそのまま預けることができて、更に6%など高金利から、口座開設を検討されている人が増えています。

その中でも、三井住友銀行、オリックス銀行が出資されているアクレダ銀行に人気を集めています。

アクレダ銀行は日本にいながら郵送だけで口座開設することができます。今回は口座開設の流れ、必要な書類、郵送で口座開設するときの注意点について解説していきます。

アクレダ銀行の口座開設を検討されている方は、ぜひ最後までお読みください。少しでもご興味がある方はぜひ問合せしてみてください。

1、アクレダ銀行とは

アクレダ銀行はカンボジアで最大手の銀行であり、特に金利の高さで知られています。

5年定期での金利が年利6.5%と、長期にわたる資産運用を考えている人にとって非常に魅力的です。

アクレダ銀行は三井住友銀行が筆頭株主であり、オリックスと合計して約30%の株を所有しており、安定した運営基盤があります。カンボジアで唯一カンボジア証券取引所(CSX)に上場している商業銀行です。

また、日本にいながら郵送で口座開設ができるサービスを提供しているため、カンボジアに行くことなく手続きが可能です。

ドル建てだけでなくリエル、タイバーツでの口座開設も可能で、多様な通貨での運用が可能な点も魅力的です。

2、アクレダ銀行の定期預金金利

日本の定期預金の金利はわずか0.015%程度に対して、アクレダ銀行の定期預金は最高6.4%になっています。なんと日本の定期預金金利の約426倍になります。

しかも、米ドルをそのまま銀行に預けることができますので、つまり、世界最強通貨である米ドル資産を年利6%で増やすことができます。アクレダ銀行で口座開設する最も大きな魅力をわかって頂けたでしょう。

例)

  • 不動産利回り:8%
  • 家賃    :8,000米ドル(約1,226,000円)
  • 定期預金  :5年
  • 年利    :35%(※2024年3月28日現在)
  • 利息    :508米ドル(約77,800円)/年

※2024年4月12日現在為替レート153.27で試算。

最新金利については、アクレダ銀行のHPよりご確認ください。

3、郵送にて口座開設の流れ

弊社に依頼する場合は、大きく下記の流れで開設することができます。

  • 1、弊社のお申し込みフォームより申込みする
  • 2、担当スタッフより「必要書類」を案内する
  • 3、必要書類を記載し、「公証役場」にて認証してもらう
  • 4、弊社に書類を郵送
  • 5、弊社よりカンボジアへ書類郵送
  • 6、カンボジア側にて「公証役場」にて認証し、アクレダ銀行に提出
  • 7、口座開設完了後、通帳などを日本に郵送 

郵送にて口座開設する場合は、大体1ヶ月で完了となります。

なお、書類の記入はすべて青ペンになります。公証役場の代理手続きも行っていますので、担当スタッフよりご案内します。 

コロナ期間中だったのでカンボジアへの渡航が難しく、は郵送にてアクレダ銀行の口座開設をしました。


著者本人(アクレダ銀行の通帳)

4、現地にて口座開設の流れ

通常現地にて口座開設の場合は、銀行窓口にて行うことになります。

しかし、弊社の場合は現地パートナーは開設実績が豊富なため、銀行に行く必要はなく、現地パートナーの事務所にて口座開設の手続きを行うことができます

当日はパスポートのみ持参して、事務所で書類のサイン、写真撮影のみでわずか5分で手続き完了となります。その後銀行の担当者は書類を持ち帰って手続きを進めてもらえますので、アカウント発行ができましたらご連絡頂けます。

口座のアカウント発行は数時間でできますが、デビッドカードの発行は3営業日かかると言われています。なお、アクレダ銀行の場合は週末でもイオンモール1、2、3号店の3店舗は通常営業していますので、週末でも受取ることはできます。時間がない方に関しては、弊社にて代理で受取り日本への郵送対応となります。

ABA銀行スタッフ

著者が事務所にてABA銀行の口座開設した時の写真

5、口座開設に必要な書類

アクレダ銀行では、3つの口座を開設することができます。

  • 個人口座
  • 共同口座
  • 法人口座

(1)個人口座

個人口座の場合は、下記書類が必要になります。

  • パスポート(有効期限6ヶ月以上)
  • パスポートの公証書類(日本)
  • 銀行公証書類(カンボジア)
  • その他申請書類

上記について全て弊社が代理にて手続きを行うことができます。パスポートだけご準備頂ければ問題ありません。

全てのやり取りは郵送で行う場合、大体1ヶ月前後かかります。

(2)法人口座

法人口座の開設には、個人口座よりも多くの書類が要求されます。

必要な主な書類には、

  • 役員と株主のパスポートスキャン
  • 会社設立証明書(Certificate of Incorporation)
  • 現在事項証明書(Certificate of Incumbency)
  • 定款(Memorandum & Articles of Association)
  • 役員登記(Register of Directors)
  • 株主登記簿(Share Register)

など、日本語と英訳の2種類が必要になります。 法人口座開設サポートも私たちがサポートします。

(3)共同口座

共同口座の場合に必要な書類は基本個人口座と同じになります。共同名義になる2名分の書類を準備してもらえば大丈夫です。

6、口座開設の手数料

口座の種類 手数料
個人口座 1,200米ドル
共同口座 1,500米ドル
法人口座 2,500米ドル
※初年度のアフターサポート料金が含まれています。

上記料金には、普通口座開設申込、定期預金の初回設定、インターネットバンキングとデビットカードの申込みが含まれます

共同口座の場合は1,500米ドル、法人口座では2,500米ドルの料金が設定されています。

また、個人の経験から口座開設後何かと不明な点が出てくることが多いことから、初年度アフターサポートの加入を必須にしています。なお、初年度アフターサポートの費用は、個人口座100米ドル、共同口座150米ドル、法人口座200米ドルが手数料に含まれています

料金は税別で、追加のサービスや特別な要望に応じて料金が上乗せされることがあり、例えば、通帳代、デビッドカードの年会費が必要です。

その他かかる費用について下記一覧表を参考にしてみてください。

その他料金 実費(無税) サポート料金(税別)
普通預金(最低金額)個人・法人 20米ドル
普通預金(最低金額)共同 40米ドル
定期預金(最低金額) 500米ドル
デビットカード受取 100米ドル
クレジットカード申込・受取 500米ドル
アフターサポート(年間)個人
※2年目以降(更新は自由)
100米ドル
アフターサポート(年間)共同
※2年目以降(更新は自由)
150米ドル
アフターサポート(年間)法人
※2年目以降(更新は自由)
200米ドル
通帳代 3米ドル
デビットカード年会費 6~250米ドル
申請をした情報の修正・変更の料金(個人・共同) 200米ドル
申請をした情報の修正・変更の料金(法人) 250米ドル
申請代行、カンボジア日本郵送料込み 300米ドル
カンボジア公証費用(個人・共同) 200米ドル
カンボジア公証費用(法人) 250米ドル
スポット対応費用 30米ドル

カンボジア国内にいる場合はアプリの決済が非常に便利なため、デビッドカードはなくても不便なく過ごすことができますが、海外にいるときはデビッドカードがあるとドルでの支払いができますので、円安の今は特に得だと言えます。

カンボジアの知り合いは日本に来た時はすべてデビッドカードで支払いしたと言っていました。日本、ハワイなど海外でドル決済を検討されている方は、デビッドカードをおすすめしています。

参考にアクレダ銀行のデビッドカードの種類をまとめましたので、ご興味がある方は参考にしてみてください。

VISA/Mastercard Classic/Standard Gold Platinum/Word
最低入金額 100米ドル 100米ドル 20,000米ドル
年会費 6米ドル 66米ドル 250米ドル
海外ATM手数料 4米ドル+取引額の1%
1日の利用限度回数 25回/日
1日の利用限度額 10,000米ドル/日 20,000米ドル/日 30,000米ドル/日
アクレダ銀行のHPを参照に著者が作成

 

7、郵送にて口座開設の注意点

郵送にて口座開設する場合は、アクレダ銀行のスマホアプリの利用ができないことに注意が必要です。

その理由は、スマホアプリにログインするときは、カンボジアの電話番号が必要だからです。一般的には日本から郵送で作る場合は、日本の電話番号で登録していますので、日本の電話番号はログインできません。

カンボジアの電話番号を持つには、SIMカード購入してその番号を維持する必要があります。日本の電話番号で登録した場合は、番号の変更手続きが必要になります。

実際には郵送で作ったので、アプリの利用ができないため、現地窓口にてカンボジアの電話番号を追加で登録してもらい、アプリが使えるようになりました。

なお、アプリに登録しているカンボジアの電話番号を維持する必要があります。アプリから簡単に設定できますので、ご希望な方には合せてご案内させて頂きます。

まとめ

今の日本は円安、インフレなどの問題の「円」だけを持つことに不安を感じている方も少なくないでしょう。そのでリスク分散として、世界ランキング一の「米ドル」を検討してみるのはいかがでしょうか。

また、銀行に預けるだけで高金利をもらえるので、投資したことがない方でも安心してスタートすることができます。ぜひこの機会にまず話を聞いてみるのはいかがでしょうか。

チャンスは自分から掴むものです。チャンスを掴みたい方はぜひ問合せしてみてください。

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