株式会社Core management
代表取締役 石田渉

お客様の資産背景、家族構成、投資目的など様々な条件から、保険商品からはじめ、不動産投資や信託など様々な投資商品をご提案させて頂いています。

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資産形成を検討される際に、金融商品を一つの選択肢として考えている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?

世の中には多くの金融商品があります。しかし、日本は世界でトップレベルの先進国であるにもかかわらず、金融市場においては世界では遅れています。

その理由は、国で作られる金融商品は、全て国債で運用されているため、国は、この体制を続けないと国家破綻してしまうので、国民には投資とは、元本保証で固定金利が大前提出なければ有り得ないという風潮を崩さなかったのです。

とは言え、日本国内でも約5,500種類もの多くの金融投資商品がある中で、どのような基準で選んだら良いのかと悩まれている方も少なくないでしょう。

  • 全く金融商品のことなんてわからない
  • 勉強するつもりで本を買ったものの、内容が難しすぎて、結果全く進まない
  • 身近な知り合いに金融商品に詳しい人がいない
  • いざ金融関係の人にあっても信用できるか不安だ

など、身近な投資商品であるにも関わらず、上記のような理由で次の1歩を踏み出せない方も多くいらっしゃいます。

そこで、年に300名以上のお客様の金融商品のコンサルティングをさせて頂いている、金融のプロである私が、投資商品の選び方についてお話させて頂きたいと思います。

しかし、ここで注意しなければいけないのは、金融商品の進め方や選択の仕方には正解がないということです。

ご自身の将来の目的や目標、そして、どこまでリスクを背負えるのかなど、きちんと条件を決めて進めることが大切です。

では、以下にて皆さまの身近な金融商品を取り上げて、私がいつもお客様に話している商品の選び方のコツをお伝え致します。

金融商品について、以下3つのグループ分けして、お話させて頂きます。

  • 銀行にて貯金
  • 保険・不動産・投資信託
  • 株・FX

1、銀行にて貯金

(1)なぜ、銀行に貯金してもお金が増えないのか?その理由とは?

銀行にお金を預けても、利息がほとんどつかずに、全くお金が増えないと思われている方はほとんどではないでしょうか。

その理由としては、銀行は皆さまから預かったお金を金利の低い国債で運用しているからです。

現在の国債は昔と比べてかなり利率が低くなっているため、私たち国民には利率がほとんど落ちてきません。また、日銀が2%の物価上昇目標を掲げている中で、ほとんど金利の付かない銀行に預けていると実際には資産の目減りが進んでいくということもきちんと理解する必要があります。

つまり、銀行にお金を貯金するデメリットは、なんと言っても金利が低いということです。

(2)銀行に貯金する目的は?

どうしても銀行にお金を預けても、お金が増えないというところが目立ってしまいますが、銀行にお金をいれておくメリットももちろんあります。それは、いつでもすぐに引き出せるという「流動性」の良さです。

つまり、銀行にお金を預ける目的は「現在目的」としてのお金を中心に貯めていくということです。

銀行にもっと金利を上げてくれと頼んでも無理な話なので、私たち自身で銀行の強みを活かせる方法を選択していきましょう。

ということで、すぐに使いたいお金は銀行に貯めておくことをお勧めします。

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2、保険・不動産・投資信託

続いて、2つ目のグループについて説明します。

(1)リスクを最小限におさえることができる

三つの金融商品の共通点はなんでしょう?

それは、大きなリターンは見込めないですが、リスクはきちんとした対策を整えれば最小限に抑えられるということです。また、短期的ではなく、長期的視点で進めていくコツコツ型の投資商品ということです。

①保険

保険は、多くの商品が利回りの最低保証や固定金利のものであり、元本が保証されています。

②不動産

不動産は、経済的リスク(金利上昇、増税)、運用リスク(空室、人口減少、家賃滞納)、建物損壊リスク(自然災害、修繕)に対してできる限りの対策を整えれば固い投資といえます。

③投資信託

投資信託は、プロに運用を任せる商品です。

株と違い、プロが選んだ複数の銘柄に分散して投資を行っているため、リターンは少ないですが、リスクは抑えられます。

しかし、最近では長期的に見て利益が見込める商品は減ってきているため、商品選びはプロに相談をして決めいていくことをおすすめします。

(2)銀行に貯金すると比較した時のメリットとデメリット

①メリット

銀行に貯金するのと比べた時に、長期的視点で続けられれば、リターンを得られる可能性が高いことです。

②デメリット

一方、デメリットとしては、流動性が良くないということです。

(3)選ぶ目的とは?

投資目的は、「未来目的」として、子供の教育費用や老後費用など、未来確実に必要になるお金を準備するのに適しています

3、株・FX

最後に3つ目のグループ、株・FXについて説明します。

(1)株

株式投資は、利益を得る為に、企業が発行する株を売買することです。ご自身で銘柄の選択、売買をするため、正しい知識を身に付け、情報収取を行う必要があります。

(2)FX

FXは、ドルやユーロ、人民元など外国通貨を売買してその差益を得る金融商品です。他の金融商品に比べて大きなレバレッジを効かせることができ大きなリターンも見込めます。

(3)メリットとデメリット

メリットは、上記の2つのグループの投資商品と比較して、大きなリターンを見込めることです。

デメリットは、リターンが大きい分、リスクも大きいということです。

また、株・FXは知識や情報が必要であり、かつ自分自身で銘柄や売買のタイミングを選択するため、時間・労力・神経を使います。本業をされている方々にとっては少しハードルの高い投資といえます。

(4)選ぶ目的とは?

株・FXを選ぶ目的としては、「余暇目的」だという位置づけだと思っています。

ハイリターンの分、リスクも十分ともないます。充分な時間と労力の掛けられる方以外は、基本的に資産のポートフォリオの割合に大きく組み込むことはおすすめしません。

従って、十分な現在・未来目的のお金がまだ準備できていない方は、まずは1、2グループの投資商品を進めていくと安心・安全に資産形成を進めていくことができると言えます。

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まとめ 

金融商品は身近な存在でありつつも、「万が一失敗したらどうしよう」と恐れてなかなかスタートに踏み切ることができない方や商品の数が多すぎるから、「どのように選んだらいいのかが分からない」という方も多いでしょう。今回書かせて頂いた内容を参考に、きちんと自分の投資目的を把握して、その目的に合った商品を選び、自分のポートフォリオを作ることが大切です。

より詳しく知りたい方はぜひ我々専門家にご相談ください。