減価償却とは、不動産が建築年数が古くなるにつれ、劣化していく建物及び設備に対して減価償却費を計上することができるとのことです。
建物の構造によって、法定耐用年数が異なっており、国税庁の「耐用年数(建物・建物付属)」の一覧表より調べることができます。
減価償却費は以下の手順にて算出することができます。
①耐用年数=(法定耐用年数−経過年数)+経過年数×0.2
②減価償却費=物件価格×耐用年数に該当する償却率
償却率は、国税庁の「減価償却資産の償却率表」より、耐用年数に該当する償却率を調べることができます。
例えば、2,800万円のコンクリートの築5年のマンションの減価償却費を計算しましょう。
①耐用年数=(47年−5年)+5年×0.2=42年
②減価償却費=2,800万円×0.024(耐用年数42年の償却率)=672,000円