様々な金融商品がある中で、日本人にとって最も身近なものであり、世帯のほとんどの方が加入している状況にあるのは「生命保険」です。
結婚、出産、離婚など様々なライフステージの変更になったのも関わらず、加入当初のままで全く見直しをせずにそのまま保険料を払い続けている方も、実に多くいらっしゃるのではないでしょうか。
また、見直しを考えているものの、どなたに相談をしたらいいのかが分からず、悩まれている方も少なくないでしょう。
保険はご自身の属性、生活環境によって必要な保障内容、保障額が変わります。つまり、ライフステージが変わるその都度その都度きちんと見直しをしないと、いざっという時に必要な保障が得られなかったり、ムダな保険料を払い続けて損をすることになります。
そこで今回は、保険見直しを検討すべきタイミングや、どなたに相談をしたらいいのかなどについて書いていきますので、保険見直しの相談を検討されている方はぜひ再度まで読んでみてください。
目次
1、保険見直しの相談はどこでする?
現在加入している保険を見直すとなると、どこへ相談すればいいのでしょうか?
銀行の窓販?知り合いの保険屋さん?郵便局?など、保険の加入窓口は様々です。
最初に保険を加入した窓口に相談するのも一つの選択肢ですが、しかし、上記にも書きましたが、保険商品は随時変わり新しい商品が出ていますので、新しい商品知識を得るため新しい窓口に相談するのも一つ選択肢と言えるでしょう。
また、生命保険に限らず幅広い金融の知識を持ち合わせた方に相談することもオススメします。なぜならば、保険も立派な投資商品だからです。保険に対してとりあえず加入していれば安心という考え方を持たれている方が多く、本質をきちんと理解していないことによって、他の投資商品とのポートフォリオを作られていません。
数十年も渡りお金を支払っていくわけですから、ムダな投資にならないよう、生命保険以外の不動産や投資信託など、幅広い知識を持ち合わせたエージェントに相談するようにしましょう。
2、保険見直しする5つのタイミング
生命保険の見直しを考えられている方、最近では特に多いのではないでしょうか?内資と呼ばれる日本発祥の生命保険会社に加え、外資と呼ばれる海外発祥の生命保険会社の参入もあり、その商品や種類は今や複雑化し非常に多岐に渡ります。合わせて営業の仕組みや方法も変わり、営業マンとの接点もより多くなってきている現状にあります。
そんな中で、知識を持たずしてお客様自身が自分に本当にあっているのか、保障は足りているのか、反対に多すぎるのか、それを判断していくことはより困難を極めます。
生命保険を見直すタイミングは大きく5つです。
(1)社会人になるとき
高校や大学を卒業し、自分自身の力で収入を得て今後生活をしていくことになりますが、それと同時に社会人としての責任も負うことになります。また就職先や業務の内容など判断基準は様々ですが、ご両親や身近な家族が支払ってくれていた生命保険の名義を変更しご自身で支払いをスタートするタイミングではあります。
若いうちから将来のライフプラン=マネープランをきちんと設計し、人生におけるリスクヘッジをスタートしていくより良いタイミングとなります。
新社会人の保険の選び方については下記記事を参照にしてみてください。
(2)老後における資産を十分に築けたとき
保険はあくまでも「保障」が持てることが一番の強みです。
資産形成の基本は、「長期」×「積立」×「分散」になりますが、最も時間をいかに早く味方に付けられるかが鍵になります。結論、資産形成をスタートするにあたって早いに越したことはありません。きちんと時間を味方に付けたうえで、明確なライフプラン=マネープランのプランニングにおいて算出された必要な資金を準備できたら、次のステップは「保険の卒業」になります。
もちろん保障は手厚いに越したことはなく、相続等の考えももちろんではありますので一概には言えませんが、必要以上の保険に入られている場合は特に、ここが卒業や見直しのタイミングになります。
(3)結婚するとき
ご結婚をされるにあたって、保険金の受取人や被保険者の変更、そもそも抜本的な保険の見直しが必要になる場合があります。
保険の加入は身近な家族に迷惑を掛けない為であり、身近な家族がご両親やご兄弟らから奥様へ変わるタイミングであるからです。
詳細は下記記事を参照にしてみてください。
(4)子どもが生まれたとき
お子様が生まれるタイミングで保険を見直される方が非常に多いのですが、それは間違いなく正しい選択です。
相続を視野に死亡保険金を再調整するのか、それとも収入保障の金額をより高く設定しなおすのか。こちらはお客様の収入状況や職業、思いによって様々な選択が可能です。
お子様が生まれ、これからご夫婦、二人三脚でお子様を育まれていきますが、その途中で病に倒れる、もしくは亡くなってしまえば、遺された遺族は収入や時間の面で悲惨な目に遭います。そうならない為にも、今一度ライフプランを分析しなおしてみる必要があります。
子どもの学費をためたい方は、下記記事を参照にしてみてください。
(5)離婚するとき
離婚をされた場合は、ご結婚された場合と同じく保険金の受取人や被保険者の変更が必要になります。またお子様がいらっしゃる状況であれば保険金額の再調整も必要になってくる可能性があります。
離婚する時の保険について詳しくは下記記事を参照にしてみてください。
3、既存の担当者に相談するメリットとデメリット
既存の担当者であれば、お金の担当としてお客様の詳細なライフプラン=マネープランを設計されているはずですので、今の資産状況や家族構成などを改めて分析し、適切な回答をいただける可能性が高いと思われます。
ですが、お客様の資産のポートフォリオが全て生命保険で埋め尽くされている場合、一度別の担当者へ相談してみることをお勧めします。様々な金融商品がある中でポートフォリオの中身が全て保険である場合、資産形成の面で損をしている可能性があります。
詳しくは見直し相談実例の記事を参照にしてみてください。
つまり、既存の担当者に相談するメリットとしては、適切な回答をいただける可能性が高く、デメリットとしてポートフォリオの状況にもよりますが更に生命保険を提案される可能性が高いということです。
4、新しい担当者に相談するメリットとデメリット
新しい担当者に相談するとなると、また一からライフプラン=マネープランを設計する作業が必要になります。年齢や家族状況、生命保険の加入状況によっては変更が効かず、かえって損をしてしまう可能性があります。
一方、今の状況を客観的に捉え、より効率の良いプランニングができる可能性があります。
つまり、新しい担当者に相談するメリットとしてはより効率の良いプランニングができることで、デメリットとしては、損をしてしまう可能性があるということです。
5、保険見直しで失敗しないたった1つのポイント
保険見直しで失敗しないためのポイントはたった1つです。
それは、いかに早いタイミングでお金の担当として付き合っていくエージェントを味方に付けられるかです。
生命保険会社やその種類だけでなく担当するエージェントも加入を決断する一つの決め手になります。より幅広い金融の知識を持つエージェントを是非この機会にインシュランスラブで見つけてみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか。
私は今現在たくさんの方にご紹介をいただき、年齢を問わず様々な方の保険や、ライフプラン=マネープランの見直しをさせていただいておりますが、年齢や家族状況で見直しが叶わない方も中にはいらっしゃいます。
- もっと若ければ…
- 子供ができる前に準備しておくべきだった…
と後悔にならないように、いかに早く手を打てるかが鍵になります。
是非、担当者からの提案に対する疑問や今の加入状況に不安を感じたら、一度見直し相談をされてみてはいかがでしょうか?