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みなさんも小さいころに絵本などで一度は読んだことがある、「アリとキリギリス」というイソップ童話。

突然何の話?

と思われた方も多いかもしれませんが、不動産投資に携わる仕事をしていると考えさせられる内容ですので、今回は少し趣向を変えて、ある二人のお客様との実話を交えて、この童話に置き換えて現代版アリキリ物語を綴りたいと思います。

私が16年以上、お客様と向き合い続けたことで初めて見えてきた不動産投資をすべき本当の意味をお伝えします。

リアルな実話ですので、ぜひ最後までお付き合いください。


  • 実際に当サイトの専門家にご相談頂いた方の対談動画を公開したので、ぜひご覧ください。


はじめに

イソップ童話「アリとキリギリス」のお話はご存じでしょうか。

食料がなくなる冬の為に働いて食料を確保するアリと、バイオリン片手に歌を歌って働かずに人生を謳歌して冬を迎えるキリギリス。

夏の暑い日もせっせと働くアリをみて、キリギリスは夏を楽しまないで働くアリを馬鹿にしていますが、冬がくると食料がなくなってしまい、温かい巣の中で食事を楽しむアリを見て、食料確保のために働かなかった自分を後悔する話です。

つまり、先のことを考えないで遊んでいる人は、後で苦しむことになりますという教訓話です。

その教訓話をテーマに、リアルなお客様を例にお話します。

1、同じ会社で同期のAさんとKさん

今回の登場人物は2人。東京に本社がある某大手製造業にお勤めの同期2人です。

まずは私が出会った当初のお2人の状況を見てみましょう。

Aさん(28歳)

  • 性格:真面目・しっかり者・地に足の着いたタイプで実は行動力がある
  • 属性:独身(彼女なし)・賃貸暮らし・年収は約530万円・借入なし

Kさん(28歳)

  • 性格:お調子者・仕事はできる人・理想主義者で実は臆病者・貯金できない
  • 属性独身(彼女あり)・賃貸暮らし・年収は約540万円・車ローンあり

もちろんAさんがアリで、Kさんがキリギリスです。私はお客様のご紹介でAさんに先に出会いました。

まずは私と出会う前のAさんとKさんの暮らしぶりを見てみましょう。

Aさんは将来のために入社以来6年、貯金をコツコツしてきましたが、どうしても都会の生活でお金もかかり、自身がイメージしていたよりもずっと貯金が貯まっていないことに不安を覚えていました。

毎月できる貯金が3万円。ボーナスで15万円貯金をしたとしても、年間で66万円、30年で約2,000万円の計算になります。金額だけを見ると大きな数字ですが、年収500万円以上あって66万円貯金ということは、税金等を差し引いても、生活するのに年間300万円は使ってしまっている計算です。

Aさんは考えます。

60歳で定年したとしてその後30年近く生きてしまった場合、年金受給開始までに貯金はすり減らしてしまい、その後は年金受給180万円(※)だけじゃ同じ生活をしていたら70歳くらいで貯金も底を尽きてしまい、その後は年金のみで細々と生活していかなければならない」ということに気づきました。

※生命保険文化センターのねんきんガイドに基づき、老後一人で年金を受給した場合の平均値で計算

そこで悩んだ結果としては、Aさんは毎月の貯金を3万円から10万円に増やすように努力し始めました

手取り月給約30万円で、貯金10万円はさすがに厳しい決断です。

しかしそこからAさんは毎月のように参加していた同期の飲み会を、半年に1回の参加に減らし、外食はなるべく控えて、自炊するようになり、時間がある日はお弁当まで作るようになりました。

その様子をみていた後輩女子とランチ帰りの同期Kさんは、弁当箱を洗いに行こうとしているAさんに話しかけました。

「最近、飲み会どころかランチすら取らなくなったんだね!いったいどうしたんだい?」

するとAさんは聞こえないくらいの小さな声で

「老後の生活の為に、今からかなり貯金しないといけないって思ったから、なるべく節約してるんだ」と答えました。

するとKさんは大きな声で笑いながら

「ん? ロウゴ? あ、老後か! いやいや、それはちょっと気が早すぎるんじゃないの??人生若いうちに楽しまないでいつ楽しむっていうの?」と言うと、くすくす笑う後輩女子を引き連れて談笑しながらAさんの元から去って行きました。

Aさんは賑やかにその日暮らしを楽しんでいるKさんを羨ましそうに見送りました。

でもだからといって将来が守られていない日本で、何も準備をしないのは間違っていると思い、自分を信じていこうと決めていました。

そんな日々が続く中で、私はAさんと出会い、将来のビジョンやキャリアプランなどを聞かせて頂き、毎月10万円も貯金をしていて、全然生活は楽じゃないという話を聞きました。

さらに同期のKさんが羨ましいという話を聞き、まさに「アリとキリギリス」の話だと思い、Aさんに思い切った提案をしたのを今でも覚えています。

その作戦(提案)とは…

むりな貯金はやめて、Kさん(キリギリスさん)とも遊びましょう♬

その時のAさんの驚きの顔は今でも忘れられません!

つまり、老後のために貯金をするのではなく、老後を楽しく迎えられる為の収入源を作っておきましょうという提案をしました。

作戦の詳細はここでは割愛しますが、もちろん不動産投資を活用したものです。

2、15年後の2人…

その後、毎年のように確定申告シーズンにAさんとお会いしておりましたが、この15年でAさんとKさんとで大きな差が生まれていました。

まず二人の現在の状況を確認してみましょう。

Aさん(43歳)

  • 既婚・子供2人
  • 世田谷にマイホーム(戸建て)
  • 年収900万円
  • 投資用マンション3戸
  • 貯金1,200万円

Kさん(43歳)

  • 既婚(離婚歴あり)
  • 江東区マンション(賃貸)
  • 年収950万円
  • 貯金300万円

その後もAさんとお付き合いさせて頂き、同僚のKさんも紹介してもらいましたが、毎日のように遊び歩いていたKさんには、30代までは老後の年金対策という言葉も響かず、Aさんの様子をしばらくは見たいといって見送っていました。その後、2人とも結婚し、転勤を機に少し疎遠になってしまったそうです。

そしてKさんが40歳になった時には前妻との離婚調停などで、なかなか提案できないタイミングが続いて、今の奥様と最近になって結婚ということもあり、将来の資産形成も、貯金もできないまま、ここまで来てしまいました。

同じ会社の同期でも、アリさんとキリギリスさんの差が出てきています

その後、Aさんの許可を得てから総資産や将来的な収入源の違いをKさんに正直にお伝えしたところ、Kさんもようやく真面目に話(提案)を聞こうという気持ちになったのでした。

まだ定年までは17年ありますから、スタートが遅れたとはいえ、取り戻せないものではないので、不動産投資による資産形成をする気持ちになったようです。

3、予想される「格差未来」

さて、かくしてKさんも不動産投資による資産形成を始められたので、これから先は本物のアリとキリギリスのような話にはならずに済みそうですが、もしこのままKさんがセカンドライフの資産形成を本気で考えなかった場合の「仮想:アリとキリギリス」をしてみましょう。

(1)Aさんの未来

Aさん28歳から中古マンション経営を始めて初めは2件、途中で1件売却をして、売却益が700万円以上出ました。

しかし、その儲けたお金を使わずにさらに2件のマンション投資を融資利用でまとめて購入し、最初の1件目を売却益と節税貯金で繰り上げ返済して、残債0にしました。

すると毎月のキャッシュフローと節税で毎年一方の物件に繰り上げ返済をしていけるので、後から購入した2件とも約12年で完済してしまいます。(この繰り上げ返済による早期完済方法については、別の機会にお話します)

その結果、55歳のころには無借金のマンションによる家賃収入だけでも年間300万円ほど入ってきます。その後はキャッシュでも融資利用でも不動産を購入することができ、自由も利きます。

5年で1,500万円以上貯金ができる状況も完成し、65歳くらいまで働いたとすると、退職金(2,000万円想定)を合わせると貯金は7,000万円以上あるので、それを元手に都心の駅近でさらに不動産投資をするという方法も取れます。

何もしなかったとしても「年金+家賃収入」で最低でも手取り年収550万円以上は確保できますので、手取り月給にして45万円ですから、老後も安泰と言えます

(2)Kさんの未来

一方、Kさんがもしマンション経営をしないままの人生を送ったとしたらどうなったでしょうか。

仮に今の奥様との間に子供が生まれたとしたら、貯金どころではなくなります。

マイホーム購入もするかもしれないので、退職金は使えません。

65歳でも生活の為に仕事をしなければならないが、再雇用先がなかなか見つからず、飲食店などでアルバイト生活なんてことにもなりかねません。

あなたの周りにもこんな高齢者の方がいるのではないでしょうか?

このように、Kさんが途中で気づかずにいた場合、2人には大きな格差が生まれましたが、もしAさんが不動産投資をせずに、あのままコツコツ貯金をし続けていたとしたら一体どうなっていたのでしょうか。

独身時代は毎月10万円も貯金を出来ていたかもしれませんが、結婚、出産、子育てと生活環境の変化によって、毎月10万円の貯金は出来なくなり、結局60歳の頃には、出来ても2,000万円程の貯金です。

最低限の生活を送るのに、夫婦で約30万円が必要とされていると考えると、貰える年金額が平均で22万円、毎月8万円は不足する計算で、年100万円を貯金から切り崩しながら、細々と生活を送るしかなかったかもしれません。

4、先見の明のないキリギリスにならない為に

これまでイソップ童話の「アリとキリギリス」に例えて、不動産投資をしている方とそうでない方とを比較をしてきましたが、私が理想とするアリさんは、不動産投資という選択をする人生を楽しみながら、セカンドライフにも備えられるハイブリッドアリです。

キリギリスは今の楽しさや、目の前の楽しみだけを追いかけていたせいで、食料がない冬を越せなくなりアリさんに泣きつきましたが、現実の人間社会では誰かに泣きつくということは出来ません

かといって、イソップ童話のアリさんのように貯金だけをコツコツしたところで、人生100年時代の備えを現役時代に完璧にこなすことは出来ません。そして何よりさみしい現役時代になってしまいます。

先を見据えて、今から老後の収入源づくりをするのは、アリタイプもキリギリスタイプも共通の課題ではないでしょうか

問題を先送りにするのではなく、現実を知り、受け止め、行動を起こすことが何よりも重要です。

まとめ

余談ですが、コツコツ貯金をしていっても前回の記事で書いたように、現金の価値は目減りしていきます。

童話のアリさんは今でいう「貯蓄」を夏の間にしたというイメージですが、今の時代は「貯蓄」で老後は乗り切れないということも覚えておいてください。

皆さんもこの機会に、都心の不動産投資で安定的な家賃収入を手に入れてみてはいかがでしょうか。

どんな不動産投資がハイブリッドアリとして一番適しているのか?

今回出てきたAさんがどんな不動産投資をして成功しているのか?

方法手段を知りたい方は、ご相談承ります。