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アルヒ株急落、融資審査資料で改ざん報道アプラスは新規受付停止」のニュースを既にご覧になった方も多いのではないでしょうか。

また、不動産投資で不祥事がでたね!」と思われている方も少なくないでしょう。

今回のアルヒの融資審査資料改ざんの件について、色々と私個人の意見を述べさせて頂きました。不動産投資に対して不安に思われている方は、ぜひ最後までお付き合いください。

1、そもそもご年収300万円未満の方は不動産投資できるの?

そもそもご年収300万円未満の方は不動産投資できるの?と疑問に思われている方も多いと思いますが、結論から申し上げますとほぼ融資はおりません

当サイトでは多くの専門家に記事を執筆して頂いており、数多く融資の記事の中にも、不動産投資の融資が受けられるのは「ご年収500万円以上」と書かせて頂いております。

マイナス金利の影響を受け不動産投資ローンの審査が緩和され、一時的に中古物件の場合はご年収450万円の方でも融資を受けられた時期はありました。しかし、スルガ銀行の融資の件の影響を受け、一棟投資物件の融資がかなり厳しくなったのと同時に、実は区分マンション投資の融資も少しずつ引き締めになり、今ではご年収500万円以上、頭金1割前後など、融資条件が厳しくなりました。

また、融資という問題だけではなく、不動産投資には空室リスクにより空室期間中に家賃を得られずご自身で負担したり、エアコンなど設備が壊れたなどの修理代を負担したりなど、収入がないにも関わらず自己資金から負担する場合もあります。ある程度自己資金がない方はそのような出費を負担することができないケースも多くあります。つまり、不動産投資は融資を利用して物件購入ができるから簡単にスタートしてはいけない投資商品です。

不動産投資時の自己資金などについて下記記事を参照にしてみてください。

2、当サイトにはアプラス融資借り換えの相談があった

不動産投資業界の不祥事についてどのように受け止めるべきかなどについて、八木チエの「不動産投資の女神チャンネル」にて動画で分かりやすく解説しました。不祥事に不安に思われている方はぜひご覧ください。

当サイトには今の融資の金利が高いから、借り換えをしたいのご相談を数多く受けております。

今回のアルヒの融資審査資料改ざんの不祥事が明るみになる前に、当サイトにご年収300万円未満でアプラスにて融資を受けていて、金利が高く返済が厳しいから借り換えできないかのご相談がありました。

キャッシュフローを見させて頂いたのですが、融資の金利が高いため当然のように毎月の収支は赤字です。毎月の給与の手取りに限りがある中で、赤字のままで物件を所有していくのは非常に苦しい状態でした。現状入居者がいるので、少ない手出し金額でなんとか維持はできていますが、万が一空室期間が入ってきたり、設備の修理など突発的な出費が重なった時は、貯金もほとんどないことから、競売物件になるリスクは非常に高いと言えます。

なんとか力になりたかったのですが、残念ながらご年収300万円未満ということで、ご紹介できる金融機関はありませんでした。物件を手放すことを検討したのですが、所有期間が短く残債はほとんど残っているため、売却価格は残債より下回る可能性が高いため、手放すこともできない状態になっています。

3、全て業者が悪いのか?投資家には責任がないの?

では、今回の件も含め、このような不祥事は全て業者が悪いのでしょうか?投資家には責任がないのでしょうか?

もちろん、このような悪事を働いた業者は悪いです。しかし、業者に騙されたと主張している投資家にもご自身に責任があると考えます。

なぜならば、ご自身で不動産投資に関する正しい知識を持っていれば、このような失敗を最小限におさえることができるからです。

例えば、弊社のような不動産投資のメディアを活用して頂ければ、ご年収300万円未満の場合は、不動産投資の融資を受けられないことを知ることができるので、そうすると不動産投資の提案を断ることができたのです。

例えば、サブリースの仕組みについてきちんと理解している方であれば、同じくサブリースを利用しても失敗するリスクが圧倒的に小さくなるのです。サブリースを利用しても業者に放ったらかしにしてはいけない、入居者の情報を確認したり、家賃の振り込みに遅れがないのかを定期的にチェックしていれば、どうにも動きが取れない状態で初めて焦るのではなく、もっと早い段階で対策を取ることができたでしょう。

4、不祥事から失敗を学ぶことが重要

不祥事があると敬遠しがちになる気持ちは分かりますが、正直不祥事が起きるのは不動産投資業界に限った話しではありません。

不祥事があったからやめるのではなく、不祥事からなんでこのような不祥事が起きたのか、失敗した原因はなんだったのかと分析し、同じような失敗を繰り返さないことが重要だと思っています。

今回のケースから言うと、通常の融資条件に満たしていないのに、なんで融資がおりたかが問題でした。ご自身で融資に関するノウハウを持っていれば、融資がおりることに疑問を持つようになり、担当者に確認するなどご自身から行動を起こすことができれば、回避できたのかもしれません。

5、不動産投資で成功するポイントは?

多くの不祥事の共通点は、業者選びの失敗と言えるでしょう。

それに、意外と不祥事が起きている会社は上場されている会社が多く、普通に考えれば信頼できる会社ばかりです。

ですから、私はよくアドバイスしているのは、信頼できる不動産会社を探すよりも信頼できる担当者を見つけることです。

不動産投資は物件購入前から、購入後も末永く付き合っていくのが担当者です。本当に信頼できる、ノウハウがある専門家は、お客様の目標が達成できるサポートをしてくれます。同じ会社に所属しても、担当者のレベルによって提案の差が非常に大きくつきますので、従って、信頼できる担当者を見つけることができれば不動産投資で成功できると言っても過言ではありません

ぜひ、不動産投資で悩みを抱えている方は、当サイトの専門家に一度相談してみてください。

まとめ

今回はアルヒの融資審査資料を改ざんした件について意見を述べさせて頂きました。少しでもご参考になりましたでしょうか。

他の投資商品には得られない不動産投資ならではのメリットも多くあり、正しい知識を持って正しい投資方法をしていけば、不動産投資は非常に魅力的な投資商品です。

ぜひ、当サイトにて信頼できる専門家、担当者を見つけて、不動産投資しか得られないメリットを最大限に享受して頂けたら幸いです。