いざ、投資を始めようと思っても何から始めたらいいかわからない、という方も多いのではないかと思います。
その中で最も身近にある生命保険を投資商品として選ばれる方も少なくないでしょう。しかし、投資はしっかりと目的やニーズにあった投資商品選びが重要です。
近年、国からIDECOやNISAといった税制面の優遇政策が実施され、そのメリットを生かしながら少額でできる積立投資もありますが、果たして国内投資でしっかりとリターンを得て資産形成ができるのでしょうか。
一方、海外投資は国内投資よりリターンがいいと聞くけどなんだか胡散臭い、そもそも信頼できてアドバイスできる人が身近にいない・・・など、なかなか選択肢がなく悩まれている方も多くいらっしゃるでしょう。
今回は、ほとんど投資経験がなく、30代の会社員であるH様の相談実例をご紹介します。なんで投資初心者であるH様は海外積立投資(元本確保型プラン)を選ばれたのかの理由についても合せて解説しますので、海外積立投資に興味がある方、これから海外積立投資を検討されている方は、ぜひ最後までお読みください。
なお、当サイトでは無料にて相談を対応しておりますので、気軽ににお問合せしてみてください。
目次
1、面談結果
H様は当協会宛にメールにてお問合せ頂き、ZOOMにてオンライン面談をしました。
H様自身、投資経験はほとんどないのですが、ご親戚が過去に先物取引で大損をして大変な思いをした経験を聞いたことがあり、投資は怖いという潜在的なニーズがありました。
しかし、これからの日本は投資をしていかないと手持ち資産を増やすことができないと感じていたため、問合せに至った経緯となりました。
(1)「投資」と「投機」の違い
H様に対して、まず「投資」と「投機」の違いについて説明しました。
投資とは、できるだけ長期で分散して投資先の成長に期待して資金を投じること。それに対して、投機は短期間で儲けを期待して機会に資金を投じることです。
日本人の多くが投資と投機が混同していて、初心者にはまずはしっかりと投資をすることをお勧めしました。
(2)「国内投資」と「海外投資」の違い
その後、「国内投資」と「海外投資」の違いについて
- 税制面
- 手数料
- 投資の期待リターン
などを説明しました。
当然、投資ですのでリスクゼロということはありませんが、その中でもリスクの低い海外積立投資(元本確保型プラン)の下記プランをご紹介しました。
海外積立投資(元本確保型プラン)
- USD200/月
- 20年満期(満期時元本に対して160%最低保証)
2、お客様属性
今回ご相談頂いたH様の属性は下記となります。
- 年齢:37歳
- ご年収:800万円
- 職業:サービス業勤務会社員
- 投資目的:毎月無理のない金額で退職時期を目安に確実な資産形成をしていきたい
ハイリスク・ハイリターンではなく、老後に向けて確実に資産形成できることが目的となっています。
3、お客様の相談内容
H様のこれまでの投資経験やニーズを整理しますと
- 投資経験はほとんどない
- 中長期で複利運用
- 毎月無理のない範囲で0からコツコツ積立投資をしながら投資知識や経験をつけていきたい
- 投資経験がある程度ある方から相談を受けたい
上記の要望を踏まえて、
- 積立投資は無理のない金額でできるだけ長くやることが大事
- 金額の高さ(単価)ではなく長さ(期間)
が大事であることをお伝えしました。
4、私の提案内容
H様投資自体は初めてということもあり、リスクの低い海外積立投資(元本確保型プラン)を提案しました。
- 最低投資額:USD200
- 投資期間:20年
- 投資先:S&P500 Index
- 満期時:元本に対して160%最低保証
(1)海外積立投資(元本確保型プラン)のメリット
- 20年間積立を継続すれば元本に対して160%保証され、S&P500の運用次第では上振れも期待できる
- 途中の値動きを機にすることなく積立投資ができる
(2)海外積立投資(元本確保型プラン)のデメリット
- 満期前に解約した場合は元本割れのリスクがある
- 途中で積立の停止、取り崩し、滞納これらを1つでもすると160%最低保証の機能が失われる(単にS&P500の運用となる)
それぞれのメリットデメリットをお伝えした上で、H様自身が「投資=リスク」だという認識が薄れてきました。
また、20年で160%を年利換算すると約4.3%ですが、実際にS&P500の過去25年の運用実績は7.37%と最低保証ベースで超えており、上振れの期待についても話すとよりリスクを抑えてリターンを狙える投資だと実感していただきました。