新築物件にするか、中古物件にするかと迷われている方も多いのではないでしょうか。
また、東京都内のエリアにするか、大阪など少し物件が安く利回りが高く取れるエリアにするかと、物件のエリア選びで悩まれている方も少なくないでしょう。
今回ご相談頂いたA様はまさに上記のようなお悩みを抱えていました。A様は不動産投資をやられている先輩から不動産投資を勧められて、ご自身でも不動産投資の勉強をされていました。
不動産投資について勉強をしていく中で、
- 中古と新築どっちがいいのか
- 東京と大阪どちらのエリアを選ぶべきか
と物件の選び方などについてかなり悩まれていましたので、私の方に相談を来ました。
1、面談結果
A様は私の面談を受けた結果、「新築区分マンション」の購入に至りました。
なんで中古ではなく、大阪エリアではなく、東京エリアの新築区分マンションを選ばれたのか、具体的にはどのようにご成約に至ったか、以下にて詳しく書いていきます。
2、ご相談者A様の属性
ご相談のA様は下記の属性になっています。
- ご年齢:26歳
- 勤務先:商社営業
- ご年収:900万
- 独身
- 不動産投資をする目的:自己資金をあまりかけずに資産形成が出来ること。また忙しくても不動産投資なら取り組めそうと感じたため。
3、東京と大阪エリアを迷われた理由は?
A様はまず東京都内エリアと大阪エリアで悩んでいました。その理由は「大阪は物件が安く利回りも都内より良い」ことで大阪にも魅力を感じていました。
そこで大阪の賃貸ニーズを分析したところ、大阪は人口が減少しているのと、大阪中心から電車で10分程離れると、家賃が大きく下がっているのが大きなリスクと言えます。
その一方で東京都内エリアであれば、人口増加しながらかつ、中心部から電車で10分程離れても同じ様な商業エリアになり家賃が大きく変わることがないため、将来のリスクを考えた際、都内の物件にしていこうとなりました。
上記の理由から、エリアは大阪ではなく、東京都内と絞ることになりました。
4、中古物件か?新築物件か?
続きましては、新築物件にするか中古物件にするかについて分析させて頂きました。
A様は当初、新築は物件価格がすぐ下がるという話を聞いていたようで、中古の方がリスクを抑えられると考えていました。また、収入と支出のバランスも中古の方が良いとネット情報や周りから聞いていたので、中古を第一候補と考えていました。
弊社は中古も新築も両方を紹介出来るので、中古物件と新築物件共にデータを客観的にご覧になって頂きました。
都内はリセールバリューが高く、中古でも値段が下がっていないケースが現在ほとんどであることをまず話して頂きました。
また、賃貸の人気設備もインターネット無料が1位や独立洗面台が6位など、最新の設備や間取りに対する要望が高くなり、つまり、過去の入居者が賃貸物件に対する需要と変わってきていることが大きな要因でした。
またA様自身が、YouTube等ビデオコンテンツが好きなことも大きな理由で、お住まいがただ寝るだけの場所から趣味を楽しむ場所に変わっていることもあり、新築の物件の方が賃貸需要は高く見込めていけると感じての決断になりました。
担当者からの一言
デベロッパーが各社賃料を高く取れるように設備に力を入れている物件が昨今増えています。
1Kの物件でもウォークインクローゼットの物件が出たり、Wi-Fi完備の物件、浴室を広くしたりなど、ただ寝るだけの場所という過去の物件よりも住環境を整えてきています。
賃貸経営はオーナー様目線だけでなく、入居者目線で考えることも必要になってきますので、様々な物件を取り扱い出来る営業担当を見つけることが一番大事と言えるでしょう。