Pocket
LINEで送る

4月25日から3度目の緊急事態宣言が発令されました。人口が多い人口密度が高いエリアが対象となっており、感染したくないから感染リスクを減らすため、住む場所に対する考え方に大きな変化が出てきています。

4月19日の東京新聞に、「東京脱出した人はどこへ?23区からの転出者が増えた市区町、調べました」というタイトルした大変興味深い記事がありました。

コロナの影響を受け、人口密度が低い、空気がキレイな郊外、エリアに転出した方もいれば、コロナの影響で収入が減り、家賃が高い都内から転出した方も見受けられます。

そこで今回は、こちらの記事を参照にこれから不動産投資に対する考え方について書きました。これから不動産投資を検討されている方はぜひ最後まで読んでみてください。

1、コロナの影響で都内からの転出者が止まらない

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京23区からの転出者がどんどん増えています。下記のデータを見て頂ければ分かりますが、東京都が毎月1日現在の調査では、3月においては全ての区は前の月より人口が減っています。

抜粋:東京都の統計

出典:東京都の統計

2、都内からの転出先はどこに?

では、転出者はどこに移ったのでしょうか。東京新聞の独自の集計によると、移転先として昨年1年間の23区からの年間転出者数を2019年と比較した結果、神奈川県藤沢市の増加数が最も多くなっていて、その次が東京都三鷹市で3位が横浜市中区の結果になっています。

 

総務省の人口移動報告(外国人含む)によると、20年に東京23区から転出した人は365,507人にもおよび、19年と比較して21,088人増えました。

一方、都からの転出した人は藤沢市に最も多い2,975人が移り、19年に比較して713人(31.5%)が増えた結果になっていて、また同じく神奈川県の鎌倉市、茅ケ崎市も約30%人口増になっています。

みずほ総研の岡田豊主任研究員は「もともとイメージが良い街や、駅前の再開発に成功した街が多い」と分析しています。

実際に長野県軽井沢町など東京駅と新幹線で結ばれ、自然が豊かな地域への移住者も非常に多かったです。

3、23区から転出する2つの理由

コロナの影響を受け23区からの転出者が増えていますが、どのような背景があるのでしょうか。ここでは大きく2つの理由が考えられます。

(1)住む環境重視

一つの理由は住む環境を重視することが挙げられます。

人口が多い人口密度が高い都内から、環境のいい郊外に転出したと考えられます。また、テレワーク普及によって、毎日通勤しなくても大丈夫になったなどの理由で湘南エリアへの移住が増えたのも考えられます。

実際に湘南エリアの不動産に特化したプロに、湘南エリアに移住する際のエリア選びについてお話を伺いました。これから湘南への移住を検討されている方は、ぜひ御覧ください。

(2)収入減による転出

コロナの影響によって収入に大きく影響が出た方も非常に多いです。そのうち収入が大幅減になった方は、家賃が高い都内から郊外への転出が増えたの理由としても挙げられます。

4、23区転出増から見るこれからの不動産投資

最後に23区転出増から見るこれからの不動産投資について解説していきます。

これからの日本の人口がどんどん減っていくことを受け、比較的人口が減少しにくいと言われている都内で物件を所有すれば、空室リスクも最小限におさえることができると言われてきましたが、今回のコロナの影響を受け都内から転出する人口がどんどん増え、果たしてどのエリアの物件を購入したらいいのかと悩まれている方も少なくないでしょう。

都内ではなく転出先として人気なエリアの物件を購入した方がいいのでは?と思われている方もいらっしゃるかと思いますが、ここは一度冷静になっていただき、判断することが重要です。

不動産投資は目の前の利益よりも、長いスパンをかけて資産形成していく投資商品です。コロナはいつ収束するかまだ見えないですが、ずっとこの状況を続いていくわけではありません。よって、目の前の状況で判断するのではなく、そもそもなんで不動産投資をするかの投資目的を思い出してもらい、物件購入するエリアを決めるようにしてください。

都内からの転出が増えているとは言え、やはり人口が多いエリアになります。住む家ではなく、テレワークの部屋として借りるニーズも増えています。また、自由に住む環境を変えることができる単身の人より、お子さんの学校関係で簡単に環境を変えられない人も多くいます。

このように転出する理由もあれば、違うニーズで部屋を借りるケースも増えています。人口が転出したから郊外の物件を購入ではなく、何のための投資目的で不動産投資をするのか、誰を入居ターゲットにしているのか、きちんと整理した上で物件を購入するようにしましょう。

あなたにおすすめの専門家

関野 大介(せきの だいすけ)

■ 所属会社
トラスティーパートナーズ株式会社
■ 担当エリア
埼玉 千葉 東京 神奈川
■ 担当分野
国内不動産投資 投資物件の売却 投資全般のコンサルティング 物件管理

弊社の強みは他社にはない「お客様との繋がりの深さ」です。パートナーシップを大切にしながら、洗練されたコンシェルジュがサポートさせて頂きます。

三保 秀人(みほ ひでと)

■ 所属会社
FP事務所ワールドパートナーズ
■ 担当エリア
埼玉 千葉 東京 神奈川 その他の道府県も応相談
■ 担当分野
FP(ファイナンシャルプランナー)

ファイナンシャルプランナーとして、トータルの資産形成ができるようお客様の属性に合わせてアドバイスをさせて頂いております。

木宮 瑛子(きのみや えいこ)

■ 所属会社
ベリーベスト法律事務所 大阪オフィス
■ 担当エリア
埼玉 千葉 東京 神奈川 静岡 京都 大阪 兵庫 奈良
■ 担当分野
司法書士

司法書士として、不動産の所有権・抵当権関係を登記、不動産投資での法人設立のお手伝いもさせて頂いています。

まとめ

今回はコロナの影響を受け都内からの転出する人口が増えるのと、これからの不動産投資に対する考え方について書きましたが、参考になりましたでしょうか。

不動産投資に影響する外因について一度冷静になり分析した上で、自分の投資目的を達成できる物件を選ぶことが重要です。

これから不動産投資を検討されている方は、ぜひこちらの記事を参考にして頂けると嬉しいです。