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新型コロナウイルスによって経済も働き方も資産運用も大きく変わろうとしています。

今まで安定企業と思われていた航空業界や自動車業界が大赤字になり、株式投資にも大きな影響を与えました。

また、自分が勤める会社もいつどうなるかわからない、いつクビになるかもしれないという恐怖が現実になってきている中、資産運用という自助努力により自分の資産を作っていくことはより一層必須になります。

緊急事態宣言が明けた6月以降、実際にFPであるの元に資産運用相談が急増しています。

前回の1,000万円に続き、今回は500万円の資金を元金とした資産運用プランについて書いていきます。手元に500万円の元金があり、資産運用を検討されている方は最後までお付き合い下さい。

なお、1,000万円を元金として投資プランにご興味がある方は、こちらの記事を参照にしてみてください。

1000万円があったらどんな資産運用をする?失敗しないために知っておくべき5つのこと


  • 実際に当サイトの専門家にご相談頂いた方の対談動画を公開したので、ぜひご覧ください。


1、資産運用には長期と短期で考えるべき

資産運用を行うにあたり、いつのためにいくらの資産を増やしたいのかという時間軸を考えることは非常に重要です。

コンサルタントそれぞれで考え方が違いますが、私の場合は短期を10年以内、長期を11年以上としてお話しさせて頂いています。

2、500万円で長期に渡り資産運用するのに適した投資商品は?

まずは長期に渡り資産形成に適している投資商品についてご紹介します。

(1)不動産投資 

500万円で長期の不動産投資をする場合、500万円で現金一括購入をするケースと500万円を頭金に使ってローンを組む場合があります。

一般的には価格500万円の物件を購入するとなると立地も悪く、築年数も古い物件になりますので、500万円の物件を購入するよりは、ローンの頭金に使うのが良いでしょう。 

なお、不動産を購入する際に印紙税、司法書士への報酬、不動産登録税など諸経費と呼ばれている費用を現金にて支払う必要があります。実際にはこれらの費用を差し引いた金額で頭金にするような流れになります。 

その場合、都心部の区分マンションでも利回り4〜5%で月々のキャッシュフローもしっかりプラスを出すことも可能になります。 

(2)国外の不動産投資 

頭金として500万円が使えると、アメリカ不動産の戸建て投資も検討が可能です。

物件価格は2,000万円近くしますが、国内に投資物件を所有されている方は日本政策金融公庫でローンが組める可能性があります。 

アメリカは人口が増えていて賃貸需要も安定しており、年利も7〜8%ある物件もありますので選択肢の1つとして面白いと言えるでしょう。

(3)保険商品 

変動が少なく定期預金より利率が良い代表的な投資商品として保険が挙げられます。 

ただし、円建て商品は国債金利の低下により、ほとんど利回りが取れないので、米ドル等の外貨商品が投資信託で主に運用する変額商品となります。

500万円の一時払いで、運用性のある保険商品としては米ドル建て終身保険が良いでしょう。 

年利は1〜2%ではありますが、外貨ベースで保証されているのが特徴です。 

ただし、一時払いの外貨建て変額保険は手数料が高く、加入する前にきちんと試算することオススメします。 

(4)個人向け国債

保険よりさらにリスクが少ないものとしては国債が挙げられます。

ただし、国債も金融緩和・マイナス金利により金利が下がっており、731日までの募集分では3年物も5年物も0.05%となっています。 

そのため、国債に投資するのであれば変動金利の10年物(当初は0.05%)が良いでしょう。 

3、500万円で短期で資産運用に適している投資商品は? 

続きまして、短期で資産運用に適している投資商品についてみてみましょう。 

(1)不動産の小口化商品 (クラウドファンディング、小口化商品)

現物の不動産投資は長期投資向きですが、比較的短期でできる不動産投資もあります。

①アセットシェアリング

投資家は最低100万円から購入可能で(会社によって最低3口、5口ということころもあり)、購入金額に応じた持分によって運営会社より、配分を受け取るスキームです。

投資信託のように、小口で好立地の物件に複数投資できるメリットがあります。

アセットシェアリングについて詳しく知りたい方は、下記のインタビュー記事を参照にしてみてください。

業界初!100万円から購入可能!堅実な不動産投資ができる小口化商品(アセットシェアリング)

②クラウドファンディング

アセットシェアリングのように色々な物件に投資ができ、共有持分に応じて配当を得られる投資です。違いとしては1万円から投資できる反面、売却ができないのが難点です。

そのため、不動産投資というよりはREITなどの証券に近いと言えるでしょう。

(2)株式投資

短期投資の代表的な商品は株式投資と言えるでしょう。

色々な銘柄に分散し、いつでも自由に売買できるという流動性の高さが、不動産投資との大きな違いと言えます。 

もちろん株式投資も絶対に短期で売買しなければならない訳ではありません。

高配当銘柄や毎年配当を出している銘柄を長く保有する方法もありますので、自分に合った投資方法を選んでいきましょう。

(3)投資信託

「どの銘柄を選んだらいいかわからない」という方は、投資信託を活用しましょう。

株式投資で10個の企業に分散投資しようと思ったら、それなりの資金が必要ですが、投資信託はネット証券なら月500円から投資可能です。 

投資初心者の方は日本株、外国株、新興国株、不動産など色々な対象に少額ずつ投資をしてみるところからスタートすると良いでしょう。

投資信託について詳しい知りたい方は、下記の記事を参照にしてみてください。

投資信託とは?初心者が始める前に知っておくべき8つのこと

(4)FX

FX(外国為替証拠金取引)は、株式投資の外貨版と考えるとイメージしやすいでしょう。

為替が円安になった時に売り、円高になったら買うことで為替差益を取ることができます。 

また、トルコリラやメキシコペソ・南アフリカランドなどスワップポイントという、利子を受け取れる通貨もありますので、こちらも魅力の1つです。

加えて、レバレッジ(最大25倍まで)が使えるため、少ない自己資金で大きな投資ができることもFXの特徴の1つです。

ただし、レバレッジを大きくすればする程リスクも上がるため、初心者はまずは倍率を低いところから始めましょう。

(5)先物取引

先物取引は価格の変動があるものを、一定の値段で売買することができるので、価格変動の影響を避けるための手段(リスクヘッジ)として利用されます。

価格変動を利用して、価格が上がると思えば買いから入り、下がると思えば売りから入った後、期日までに反対売買することによって利益を得ることもできます。

また、FXと同じようにレバレッジをかけることも可能なため、大きな利益を出すことも可能です。

ただし、予想が外れてしまうと追証(おいしょう)といい、翌日までに追加の資金を入金しないといけない事態になりますので、ご注意ください。

4、万が一の時に備えて貯金も持っておく

万が一の時に備えて、半年分の生活費は常に預貯金・短期の定期預金等で確保しておきましょう。

投資初心者の中には「あの商品が良いと聞いたので」と時間軸や、手元の預貯金残高も考えずに投資してしまう方がいます。 

せっかく良い商品に投資をしても、突発的な出費が発生した際に預貯金が足りずに、中途解約をしなければならなくなってしまっては、非常にもったいないので気をつけましょう。

5、成功するにはご自身に合った投資商品を選ぶこと

今回は500万円という資金を使った投資について見てきました。

それぞれの特徴を見てみるとご自身の性格的に合う、合わないというものもあるのではないでしょうか。

また、まず第一に資産運用のゴールを決めることが大事です。

500万円を

  • ○年後にいくらにすることを目標にするのか
  • リスクはどの程度負えるのか

それによって必要な利回りが変わりますので、自ずと選ぶ商品も変わってきます。

目的・目標に反して過大なリスクを取らないようにしましょう。 

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石田 渉

石田 渉(いしだ わたる)

所属会社
株式会社Core Management
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担当分野
保険商品

年間「300人」以上提案。お客様の資産背景、家族構成、投資目的など様々な条件から、保険、不動産投資など様々な投資商品と組み合わせたトータルコンサルティングをさせて頂いています。

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虷澤 真帆(かんざわ まほ)

所属会社
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塩田 達也(しおだ たつや)

所属会社
株式会社エージークリエーション
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担当分野
国内不動産投資 投資物件の売却 投資全般のコンサルティング 物件管理

お客様のお気持ち、不安をくみ取り、不動産をご購入して頂いたあとも、誠意をもって応対させて頂きます。

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まとめ

さて、今回の記事だけでも「色々な投資があるのだなあ」と思われたのではないでしょうか。

先程、目標を立てることが大切だとお伝えしましたが、もし投資期間を長く取れるのであれば、少額で色々なものを試してみるのも良いでしょう。 

FX = リスクが高いとイメージされている方も多いですが、レバレッジをかけなければ、手数料の低い外貨預金のように活用することもできるのです。 

自分のお金で、やってみて、初めてわかることもあります。 

とはいえ、まずは専門家のアドバイスを聞いてから進めたいという方もいらっしゃると思います。 

その際には、資産運用に強いFPにぜひ相談してみてください。